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五月の記事で反響の大きかったのは?
ウサ田:今回は、一ヶ月間に書かれた記事全45エントリー(!)の中から、特に反響の大きかったものを再度取り上げて、1ヶ月のまとめとするウサ!

お客:・・・・・・・・・・手抜き?

ウサ田:手抜きじゃないヨ!インディアン手抜きしないヨ!


◎アクセスの多かった記事

「excite blogでのアクセス解析とping送信」

内容:excite blogではアクセス解析・ping送信ができないが、それらを可能にする方法を模索。

ウサ田:excite blogはレイアウト上の便利さとは裏腹に、技術的には結構制限されているウサ。ping送信はできないし、java scriptも使えないし。

お客:まぁ、pingはできたからヨシとしましょう!

ウサ田:できれば、blog内の検索が可能なように、formタグも使いたいウサ・・・ぐぐ・・・


ペルソナ・コミュニケーション」シリーズ()()()(3+)(

内容:パトリシア・ウォレスの「インターネットの心理学」を元に、インターネットコミュニティについて述べたもの。ちょっと専門的なので難し目。

お客:ちょっと難しいって言えば難しいんですけど、普段インターネットしてたら、「あぁ、そういやそうかな」って思う内容でしたね。

ウサ田:そうウサね。前半はコミュニティ参加者について、後半はコミュニティ運営についての話なんだウサ。だから、後半の内容は、自分もblogやHPを運営していないとなかなかわかりづらかったかもしれないウサ。

お客:ま、(4)のヤツは、ネゲット(HP管理者と常連さんとの恋愛)について扱ってたんで、そこらへんは結構重要っていうか、読むべし読むべし!


「××欲が一番強い!?マズローの欲求5段階説」

内容:人間の三大欲求「食欲・睡眠欲・性欲」から始まり、より高次な成長欲求について説明する。あなたはどんな欲求が強いですか?

お客:いやぁ、でも欲求たってアレですよ。欲求ったらアレなんですよ。いわゆる若気の至りなんですよ!

ウサ田:おほほ・・・この記事は軽く男性向けウサね。まぁ別に内容的には普通なんだけど、お客さんが前半ブッ飛んでるウサ。


◎個人的オススメ記事

「デートに誘うぞ!スナック提供条件」

この記事で扱っている「スナック提供条件」とは、要するにご飯を食べている最中や食べた直後には、人は同意しやすいという現象の事です。ただそれだけの内容ですが、結構使い道はあるものです。

「お小遣い上げて欲しい・・・」「来週のスケジュールを明けておいて欲しい・・・」「ただ、気持ちよく会話がしたい・・・」そんな願いにちょっと福音になる技術です。

いやぁ、タイミングって大事よ。

「P2P」

この記事では、主にWinnyについて扱っています。製作者は逮捕されましたが、かえって公に議題に上るようになりました。以前はただの便利で法的に灰色なソフトという捉え方だったのが、今ではなんだかロスト・テクノロジーかのような捉え方さえされます。

誤解なき様に言いますと、今でもWinnyのネットワークは健在ですし、第三者によるセキュリティ強化(要するにバレにくくなる)のバージョンアップもされているようです。

この「P2P」という記事では、野球のラジオ中継を例示する形で、企業側の努力を説いています。

※管理人のつぶやきが鼻紙になる

チョット前から、各エントリの下に「Webcrap(web拍手)」と「blogランキング」のボタンを設置しました。よろしければ、どちらでも押してみて下さいね。

もしもリクエストがありましたら、これらのボタンの配置の仕方(各エントリの下に自動的に配置される仕組み)を今度解説いたします。

あと、上のほうに表示されるTOP画像について。

実はランダム表示なのです!!!

といっても、現段階では落書きが2枚あるだけなのですが・・・

ひとりで「うふふ、らんだむらんだむ」と悦にはいってます。ランダムすきやねん。
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by uzada | 2004-05-31 00:41 | このblogについて
オロナミン!?ミンナミンC!? 模倣と法規
a0017407_11039.jpgお客:ガショッ!・・ゴク・・ゴク・・ゴク・・・・・・・・・・・・、ファイトーーーーッ!!

たくましい誰か:(イッパーーーツ!!)

お客:オロナ・・・!?アレ?これ、み、ミンナミンC!?

ウサ田:・・・。

お客:うわーー!間違えてミンナミンC飲んじゃった!!オロナミンCどこ!?

ウサ田:・・・リポビタンDが正しいウサ。

お客:え?そうでした?!・・・んじゃ、最初っから、ガショッ!・・・ゴク・・・ゴク・・・

ウサ田:ほっといて進むウサ。・・・日経デザインの今号の「包装向上委員会」は、このオロナミンCとミンナミンCの類似性について扱っているウサ。ネットでもだいぶ広まったから、知っている人もいると思うウサ。

お客:デカビタミンCィーーーー!!!

ウサ田:デカビタミンもそういえばよく似ているウサね。

お客:いやぁ、そっくりですねぇ、オロナミンCとミンナミンC。

ウサ田:そうウサね。オロナミンCを販売している大塚製薬は徳島県のオーナー企業なんだウサ。結構変わったコンセプトで有名な企業だから、ミンナミンCなんていう類似商品もなんだかお似合いな感じがするウサ。

お客:ははぁ、ドンキホーテとサンチョパンサって事ですか?

ウサ田:♪~どうかなぁ~ウサ。

お客:ぐへへ・・・・それにしても、いいんですかね?こんな模倣。こういうのって、法律で処罰されちゃうんじゃないですか?

ウサ田:そうウサね。デザイン(形態)上の模倣を制限する法律としては、意匠法・商標法・著作権法・不正競争防止法があるウサ。

お客:ううっ、いきなり4つも法律出されたらわかんないですよ!

ウサ田:んじゃ、前者3つは今度やるとして、パパっと流すウサ。

意匠法:工業所有権の一つ、デザインについて登録すると、15年間の排他的独占権を与えられる。意匠権。
商標法:工業所有権の一つ、商品やサービスに係るマーク(商標)を登録すると、10年間の排他的独占権を与えられる。その後の更新により半永久的保護も可能。商標権。
著作権法:狭義には文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものを保護する法律だが、美術的認識のされるような応用美術デザインには適用される場合もある。PNで公表後50年間、実名で公表後は死後50年間の保護を受ける。

お客:うひー。・・・まあ、でもなんとなくわかるような・・・?

ウサ田:まず、商標権の問題は、ちょっとグレーだけども、おそらく白だウサ。語呂が似ているだけじゃちょっと・・・ウサ。

お客:Cはどうですか?Cは!?

ウサ田:Cをつける理由は正当なものだウサ。だいたいそれ言ったら、ドリンク系はみんなかぶるウサ。

お客:オロナとミンナ・・・うーん・・・・・・

ウサ田:商標権の問題でよくあるのは、「レストラン ミッキー」とかつけちゃうタイプなんだウサ。他人の業務に係る商標を自分の業務につけちゃう、って事。そうすると、消費者が混同するのでダメなんだウサ。

お客:んじゃ、意匠権は?

ウサ田:意匠権の場合、登録がまず必要なんだけど、意匠としてオロナミンCのパッケージを登録してあるかどうか、それがまず問題だウサ。・・・登録してあるとすれば、係争すれば勝てる見込みは無きにしも非ず・・・でも、まぁしてなかったらダメウサね。

お客:でも、どうなんでしょうね?

ウサ田:そこまでは今調べていないけど、意匠権の登録完了には約1年かかるウサ。・・・つまり、出してすぐ真似されると、対応しきれない場合もあるウサ。(実際に、登録中・登録直前にマネされるケースもある)だから、長期的保護(といっても15年間)のための手段として認識すると良いウサ。

◎不正競争防止法で戦え!!

ウサ田:こういったケースの場合、不正競争防止法が用いられるケースが多いウサね。

お客:ほぅほぅ、どんな法律ですか?

ウサ田:おおざっぱに言って、「営業上の不正を正すとともに、利益を害するもの(害するおそれのあるもの)に対して差止請求を行う」のが目的なんだウサ。著作権法などとの大きな違いは、事前の登録がない事!つまり、問題が起きたときに即座に対処可能なんだウサ。

お客:ようするに、ズルっ子が出てきた時にしかる法律ですね。

ウサ田:そうなんだウサ。例えば「著名表示・周知表示の冒用の禁止」というのは、例えば、こういうのとかは、消費者が混同するのでやめておくれ!って事だウサ
さんりお


お客:えーーーーと、これはいわゆるキツい洒落では?

ウサ田:まぁ、キツい洒落に見えなくもないけど、ディズニーなどの場合は洒落でも許さないウサ。有名な話だと、中学校等が発行する小冊子とかにも差止請求してくるとか。(不正競争防止法ではなく、著作権法などの問題)

お客:手加減無用ですね・・・

ウサ田:それが米国流って事なんだウサ。んで、今回は、「商品形態の模倣の禁止」に当てはまると思うウサ。

お客:おおっ!コレはなかなかいけそうですよ。不正競争防止法は、別に商品形態の登録が必要ないんだし、出たとこ勝負で裁判ですな!

ウサ田:そうウサね。実際に、類似商品を不正競争防止法で戦ったケースとしては、以下のものが有名ウサ。

ファービー VS 偽ファービー(ハービー等3商品)・・・無罪判決
i-mac(Apple) VS e-one(SOTEC)・・・和解(差止請求有効)

お客:おぉっ、結構覚えてますよ!コレ!

ウサ田:そうウサね。二つとも結構話題になった話なんだウサ。・・・見て判るとおり、明らかに似ていても、勝ち負けは厳しいウサ。

お客:うーむ。んで、ミンナミンCとオロナミンCの場合はどうなんでしょう?

ウサ田:そ、それが・・・ちょっと、不正競争防止法の模倣の要件について見て欲しいウサ。

1.形態の模倣であること(機能については扱わない)
2.発売日から3年以内であること
3.他人の商品の形態を模倣していること(自社製品の模倣は問わない)
4.模倣した製品を取引におくこと(個人的に作って飾るなら問題ない)

お客:あれ・・・・発売日から3年以内・・・?

ウサ田:オロナミンCは、1965年生まれ。今年で満40歳となりましたウサ!

お客:ぎゃはーーー!!

ウサ田:まぁ、オロナミンCとミンナミンCの関係(日経デザインの記事参照)を見ていると、係争とかどうでもよくなるような、親鮫とコバンザメというか、親ガメの上に子ガメが乗って・・・というか、一種ほほえましい!

お客:だはははは・・・今度ドラッグストアでみつけたら、両方買って、飲み比べてみよっかな!

参考:
日経デザイン:http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/news/contents/388.html
オロナミンC:http://www.otsuka.co.jp/orc/c_deveropment.html

※今回の記事はどうでしたか?web拍手やコメント・トラックバックでの感想や意見を心よりお待ちしております。ファイトーー!いっぱーつ!
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by uzada | 2004-05-30 01:07 | 法務
性能倍々ゲーム・・・ ムーアの法則
ウサ田:さてと、パソコンの価格でも調べようかなぁ・・・っと。「価格.com」を開いて、っと。

お客:何見てるんですか?

ウサ田:パソコンの市場価格を調べているんだウサ。

お客:フッフフ、僕のこのpentium4 1GHzのパソコンは、まだまだお高いでしょうて・・・なんてったって1ギガですからね。ギガ!

ウサ田:・・・・。

お客:ふふ、どれどれ、1ギガのお高い様子でも見るかなぁ、っと。

ウサ田:み、見るなーー!あんま見るなー!!!

お客:・・・!!・・・ば、馬鹿な・・・

ウサ田:・・・あぁっ!激しいショックを受けているウサ!

お客:最近のパソコンは化け物か!なんて安さだ!っていうかすでにノートパソコンにも2ギガ以上が載ってるし!!

ウサ田:・・・。そ、そうウサね。

お客:うぅうわぁぁぁ!!僕のパソコンが急にヘボく見えてきた!このっ!このっ!このポンコツ野朗~!!しくしく・・・・・・

ウサ田:その気持ちはよくわかるウサ。かつて清水の舞台から飛び降りる気持ちでエイヤ!っと買った高性能PCが、すでに叩き売り・・・・それどころか低スペックすぎて売っていないこの状況・・・・・・誰もが涙を禁じえないウサ。

お客:誰が悪いんですか・・・どうしてこんな目にッ!!ゲイツか!ゲイツの力なのかこれが!!

ウサ田:そうじゃないウサ・・・これは、いわゆる「ムーアの法則」なんだウサ。

◎ムーアの法則

お客:ム、ムーアがやったんですか!

ウサ田:違うんだウサ。1965年、米Intel社の設立者の一人ゴードン・ムーアが『半導体チップの集積度は、およそ18ヶ月で2倍になる』という経験則を発表したウサ。これが拡大解釈され、『パソコン(CPU)の性能は、およそ18ヶ月でおよそ2倍になる』という法則になったんだウサ。

お客:な、なんだってーーーー!!!一年半で2倍!?

ウサ田:『一年半で性能が2倍』、これはつまり、『一年半で今までのパソコンが半分の価値に陳腐化する』という意味でもあるウサ。

お客:うわーーーーーん。言わないで言わないで!わかってても言わないで!

◎ムーアの法則が崩れる時

ウサ田:でも、最近はムーアの法則が崩壊するのではないか、というレポートが報告されているウサ。

お客:ってことは、性能が上がらない「壁」にぶちあたっているって事ですか?

ウサ田:そうウサ。米Intel社2003年末のレポートによると、2018年度を境目に、チップの性能集積化(ようするにパワーアップ)の物理的限界に到達するそうだウサ。そうなると、今までのような高スピードでの性能上昇が望めなくなるそうだウサ。

お客:おぉぉう・・・

ウサ田:それだけでなく、今年末にもムーアの法則の一つの「壁」が生じるだろう、とドイツ証券は警告しているウサ。

お客:ど、どういう事ですか!?

ウサ田:2004年末あたり、PCの性能上昇に一定の歯止めがかかり、その結果PC買い替えサイクルが長期化する、との予測なんだウサ。その結果、ハイテク関連株は大幅に下方調整を余儀なくされると、ドイツ証券は予測しているウサ。曰く「インテルショック(PCショック)」!

お客:おぉっ!・・・ふっふふ、その結果、僕の1ギガちゃんが少しは見直されるわけですね。

ウサ田:それはないウサ。

お客:うぅっ。

◎「ムーアの法則」の壁を突き破るナノ技術

ウサ田:Intel社のレポートの一方、同じIntel社の上席副社長のSunlin Chou氏は、ナノテクノロジーの活用で、これまでと同様、2010年以降も、ムーアの法則のペースで性能上昇が可能だと講演しているウサ。

お客:ナノテクですか?何のテク?

ウサ田:・・・。ナノだから、ようするに細かいんだウサ。ナノ=10のマイナス9乗ミリのレベルで、今まではミリからマイクロへ、というトップダウンでダウンサイジング化していたのを、今度は分子レベルを出発点にして、元々小さいサイズから作りこむ技術だウサ。

お客:はい!全くわかりません!

ウサ田:僕にもわかりませんウサ!

お客:なんだそりゃ。

ウサ田:専門外なのです。思いっきり。まぁ、アレウサ。SFって感じなんじゃないウサ?

お客:うーむ・・・ミクロ決死隊的なイメージでいいのかなぁ・・・

ウサ田:たぶんそんな感じかと。まぁ、お客さんのパソコンの性能も、十分ミクロ決死隊って感じだウサ。

お客:ううっ。
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by uzada | 2004-05-29 14:01 | ネット・IT
bloggerはマーケティングの要所!?
前回:blogを一生無料で使うためには

あらすじ:blogサービスはいずれ有料化されるであろう。その際に、安易に課金制度を適用するのではなく、blog利用者へのアンケートシステムの構築による収益確保を可能にする事で、実質無料化すれば、競合他社が有料化を進める中で大きな競争力を持ちうる。
また、blogとアンケートシステムによるマーケティングツールの構築の組み合わせには、より強いマーケティング調査ツールになる可能性もある。
そして、blog利用者の大きなシェアを獲得する事は、ポータルサイト全体のブランド構築及び競争力にとっても、大きな貢献がある。
このような、blogを媒介にしたブランド認知の向上をbrand belongs to blogと呼ぶ。

-------------------
お客:はい、質問でぇす。

ウサ田:ハイ、なにかな~?

お客:あらすじ読んで思ったんですけど、どうしてblogとアンケートシステムによるマーケティングツール構築は相性がいいんですか?

ウサ田:なるほどなるほど、確かにblogって所詮は個人個人の独り言の集まりだもんね、既存の広告のような効果は期待できないって事ウサ?

お客:それもそうですけど、blogユーザーにアンケートを課す事が、企業側にとってどんなメリットがあるんですか?って事ですよ。そこらへんホラ、なんかないですか?

ウサ田:わかったウサ。というわけで、今回はbloggerとマーケティングについてお話するウサ。

◎採用者分布図とオピニオンリーダー

ウサ田:そういえば、『アップルシード』は見たウサ?

お客:えーーーーーーーーと・・・いやぁ、おもしろかったですよ、まさかリンゴ型の怪獣が出てくるなんて!

ウサ田:み、見てないのにめったな事言うんじゃないウサ!

お客:ば、バレました?実は見てないんですよ。

ウサ田:なるほど・・・

お客:周りで見た人が増えてきたら、見ようかなぁ、って思ってます。

ウサ田:そうウサか?んじゃ、お客さんは映画市場においては、レイトマジョリティなんだと思うウサ。

お客:え?なんですか?マジョスティック12?

ウサ田:レイトマジョリティ。製品・サービスの採用者を5分類した時の、後ろから二番目のグループなんだウサ。

お客:って事は、結構遅い方って事ですかね?

ウサ田:そうウサね。ちょっと図を見てみようウサ!
a0017407_234850.jpg

ウサ田;上の図のA~Eは、それぞれ以下のグループなんだウサ。
A:イノベーター(革新者)
B:オピニオンリーダー(初期採用者)
C:アーリーマジョリティ(前期大衆)
D:レイトマジョリティ(後期大衆)
E:ラガーズ(遅滞者)

お客:僕は、Dだったんですね。んで、それぞれどんな特徴があるんですか?

ウサ田:まずはAのイノベーター。このグループは、とりあえず新製品とくりゃ買ってみるべ!みたいなグループだウサ。企業側としては、新製品・新サービスとくりゃ何でもとびついてくれるので、ありがたいやら何やら・・・

お客:まぁ、商品・サービスのファンになってくれているわけじゃないですもんね。

ウサ田:そうなんだウサ。だから、マーケティング上では、特別重視した政策を取らない限り、あまり重要じゃないウサ。

お客:んで、Bは?

ウサ田:Bのオピニオンリーダーは、新しい製品・古い製品を自律的に比較検討して、取り入れてくれた層だウサ。その結果、良いものだとわかれば、ファンになり、周りに対してもそれを宣伝してくれるんだウサ。

お客:んじゃ、結構重要なんですね?

ウサ田:いやぁ、マーケティング上、オピニオンリーダーの信頼を得る事は最重要課題なんだウサ!・・・そして、bloggerの多数が、ここに所属するんじゃないか、って思うんだウサ!

お客:マジですか!?・・・とりあえず、その点について聞く前に、残り3グループをざっと説明してください!

ウサ田:アイサ!Cグループはアーリーマジョリティ。オピニオンリーダーの影響を受けるとすぐに選択行動に出るグループだウサ。わりとアンテナが敏感なグループウサね。Dのグループはレイトマジョリティって言うぐらいだから、周りの人々が動き出したら、自分も動けばいいや、ぐらいのアンテナなんだウサ。

お客:さっきの僕ですね。

ウサ田:別に、レイトマジョリティであるからといって悪いわけじゃないウサよ?ただ、マーケティング上、際立って重視すべきじゃないって事なんだウサ。Eのラガーズは遅滞者とも呼ばれ、基本的に「あたりまえ」になってから選ぶようなグループだウサ。

お客:例えば、今ごろ「時代はポケベルじゃなくってPHSだぜ!!」みたいな感じですか!?

ウサ田:それはかなり遅れているウサね・・・ってかポケベルはすでに新規は終わってるし。

◎オピニオンリーダーがblogを使うわけ

お客:んで、どうしてbloggerがオピニオンリーダーを多数含むんでしょう?

ウサ田:そうウサね。まず、オピニオンリーダーの性質・性格をとらえてみようウサ。読売ADレポートの「情報ハブ化する”オピニオンリーダー”」からの引用を呼んで欲しいウサ。
山本 従来型のオピニオンリーダー像は、情報感度が非常に高く、いろいろな所から情報を収集してきて、彼らが媒介となってフォロワー層に情報を伝えていくというものでした。今回の分析の結果から見えてきたのは、むしろまわりの人たちの情報を吸い上げている存在だということです。最近のリーダー層は、言わば、ある集団の中での情報ハブ的な存在であって、必ずしもさまざまなところから情報を積極的にとってきて、それを流布している存在ではないという傾向が見られるのです。

 もう少し具体的にいうと、自分が人に影響を及ぼす度合いと人から影響を及ぼされる度合いに、強い相関が出て来ている。人に影響を及ぼすけれども人からは影響されないというのが、従来の典型的なオピニオンリーダーです。今回浮かび上がってきたのは、そうではなくて、人に影響を及ぼすけれども、まわりの人たちのトレンドもいつもウオッチしている傾向がものすごく強いリーダー層の存在です。
ウサ田:発言者の山本氏は、電通総研の産業・経済部長ですウサ。

お客:オピニオンリーダーが情報ハブ化しているんですね!!・・・はっ!そうか・・・あたかもハブのように食欲旺盛かつ、強力な咀嚼能力を持ち、その毒牙で情報をすいとる・・・インターネットに巣食うマングースイーター!!になりつつあるんですね!!

ウサ田:な、ナンダッテーーーー・・・じゃなくって、そのハブじゃなくて、HUBだウサ。連結器って事だウサ。

お客:ええっ・・・それってやっぱり、この前の『ネゲット』と関係あるって事ですか!?blogを媒介にした連結の促進!?

ウサ田:オイオイ・・・。まぁ、それは置いておいて、blogは、このような情報ハブ化しつつあるオピニオンリーダーにとって、最適なツールであるんだウサ。

お客:ははぁ・・・わかりましたよ。

ウサ田:んじゃ代わりに説明してみてくださいウサ!

お客:ヘイ。・・・blogってのは、日記と違って、他のサイトからの引用やリンクを積極的に行い、独自の情報編集作業を行うのが本来の使い方なんですよね。いわば、一億総ニュースサイト化!みたいな。そして、そうやって個人的に集めてきた情報に対して、それを見た人がまた、コメントやトラックバックを行い、情報が連結されていく・・・・いわば、blogは情報のハブ化・・・って、さっきのオピニオンリーダーの説明と一緒だ!?

ウサ田:ご明察だウサ!blogの情報編集と公開というツールとしての性質は、オピニオンリーダーの役割を十分に満たすものなんだウサ。だから、blogを始めた人々・・・つまり、blogの持つ機能を使おうとした人々・・・はそれぞれの得意分野におけるオピニオンリーダーである可能性が極めて強いんだウサ。

お客:ううーん・・・んじゃ、僕もblog始めたから、一種オピニオンリーダーなんですね!?

ウサ田:そうウサね。・・・・・・キット・・・・ひょっとすると・・・・・・・

お客:ちょ、ちょっと!口篭もらないで下さいよ!

ウサ田:いやぁ、あ、うーん。あぁ、よくblogでガンダムについて語っているようだし、「ガンバムバーに行きました」とか書いているから、ガンダム関係のオピニオンリーダーなんじゃないウサ?

お客:僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだァァァァ!!!

◎先進事例

ウサ田:というわけで、blogがオピニオンリーダーを多く含みうるって事がわかったウサね。オピニオンリーダーを多く含むって事は、blogにアンケートシステムを組み込む事は、オピニオンリーダーへのアンケートが可能になるって事だウサ。それはつまり、より有効性の高いマーケティング調査が可能になるって事なんだウサ。

お客:ナルホドナルホド・・・だから、企業側にとっても、blogとアンケートシステムの組み合わせには旨みがあるんですね。

ウサ田:そうウサね。といっても、blogのユーザーがそれぞれどんな分野・市場でのオピニオンリーダーなのか、という調査は不可欠ウサね。

お客:そうですねぇ。僕に『アップルシード』をどう思いますか?なんてアンケートが来ても、「大怪獣リンゴ男がカッコよかったです」としか答えられませんもんね。

ウサ田:bloggerがオピニオンリーダーとして活躍し、各界に影響を与えている事は、すでにかなり周知されているウサ。例えば、元アップルコンピューターのChris Gulker氏の "Gulker.com" やmozillaの開発者であるDavid Hyatt氏の "Surfin’Safari"などは、アメリカでは有名で、かなり影響力あるblogなんだウサ。

お客:はぁ、よくわかりませんが。

ウサ田:日本だったら、、Nifty の古河氏livedoor の堀江氏Excite の山村氏といった企業家や、CNETの梅田望夫氏のblog2ちゃんねるのひろゆき氏や、ゴーログの木村剛氏が有名ウサね。他にも一時期インクスの社長がblogを使ってたりしたのが結構有名だったウサね。鬼の長文コメントが有名だったウサ。

お客:なるほどなるほど。有名どころですねぇ

ウサ田:ホラ、最近じゃ、同じexcite blogでやってる、イエローキャブの「野田社長の巨乳ビジネス概論」とか。

お客:いいですなァ!

ウサ田:まぁ、有名どころを挙げなくても、パソコンの周辺機器やソフトについて、毎日「これは便利だよ」「これは良かった」って述べているblogはたくさんあるウサ。同じように、化粧品や本、美容用品やダイエット用品についてや、株式運用についても、多いウサね。そこらへんは、「人気blogランキング」を見れば察しがつくとおもうウサ!

お客:うーむ。確かに、すでにかなりblogが情報ハブ化してきてますね。

ウサ田:アメリカでは、Blogging Survey Results で、「会社や組織から製品についてウェブログに書くよう依頼されたことがあるか」という質問に、 90.7%は「ない」と答えた反面、9.3%、約57人が「ある」と答えていたそうウサ。すでに、オピニオンリーダーとして認識し、試供品やカタログを送る企業も存在しているって事ウサね。

お客:うーむうーむ。僕ら、何も考えずにただ「情報発信したいな」って思っただけなんですけど、意外にも重要な役割「オピニオンリーダー」になっているんですね。

ウサ田:前出の電通総研のレポにもあったけど、オピニオンリーダーとそれ以外のフォロアーの差は確実に狭まっているウサ。まぁ、あまり肩肘はらずに、自分の正しい・キレイ・キモチイイと思うような情報を集め、意見交換していけば、それはきっと有意義な情報ハブになっていくと思うウサ。

お客:いやぁ、きれいにまとめましたね。

ウサ田:ちょっと今回はカタ目の話で申し訳なかったウサ!

※今回の記事は如何でしたか?web拍手やコメント・トラックバックでの感想や意見を心よりお待ちしております。
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by uzada | 2004-05-27 23:49 | ネット・IT
絶対零度監視下!? エージェンシー理論
お客:こんなお手紙が来ております!!

『こんにちわ、ウサ田さん。以前、「システムⅣ」を読んだのですが、続編はまだでしょうか?催促してませんよ?決して催促してないんですけど、まだかなぁって。』

ウサ田:うっ!すっかり忘れて・・・いたわけじゃないウサよ。何を取り上げるか、いつ取り上げるか・・・それは戦略的な問題であって、決して気分がのらなかったとか、そういうわけでは・・・

お客:言い訳は見苦しかっ!さ、やりましょう!!

ウサ田:そうウサね!そういや、ソフトバンク社の情報流出事件は覚えているウサ?

お客:えぇ。個人情報が450万件も流出したって事件ですね!

ウサ田:日経ビジネス誌の「敗軍の将、兵を語る」というコーナーで、孫正義社長は「これからは性悪説による機密情報保護を推進していく」と述べていたウサ。実はこれがまた波紋を呼んでいるんだウサ。

◎アンダーソン君、我々はいつでも見守っているよ・・・
 想像してもらいたい。ここは一面ガラス張りのオフィスだ。どんな行動も衆目にさらされる。部屋に入るのにも空港のゲートのような金属探知器で厳重なチェックが必要。警備員によって,私物の持ち込みも,とがめられる。

 部屋に入ってからも自由はない。天井には監視カメラの眼が光る。パソコンは,業務に必要のない外部記憶装置やUSBなどの利用を制限している。パソコンのデスクトップ画面も一部始終監視され,メールやWebのアクセス・ログもすべて保管される。徹底してあなたは疑われているのだ。

 これが約452万件の顧客の情報漏えい事件を起こしたソフトバンクBBの再発防止策の実態である。同社の孫正義社長が「性悪説」という言葉で表現した,「そもそも従業員は悪いことをする」という視点に立った対策だ。

(中略)

 筆者の第一印象は,そこで働く人には申し訳ないが「ここでは働きたくない」という気持ちだった。ここまで疑いの目で見られては,働く気が失せるからだ。これは,誰もが感じる偽らざる気持ちではないだろうか。

 実際に業務への支障も出ている。ソフトバンクBBの場合,従業員の入退室の際に金属探知器の前に長蛇の列ができるシーンもあった。それだけで生産性は確実に落ちる。また,筆者が感じたように,従業員の士気を下げている面も否めないだろう。
引用:日経BP社 IT Pro 記者の目

ウサ田:ソフトバンクのセキュリティシステムは、確かに完璧なものだウサ。でも、こんなにも行き過ぎた監視は人の精神を損ね、ストレスや緊張から凡ミスやポカを誘発し、最終的には非常にお粗末な結果になってしまうウサね。まぁ、機密上はしかるべき措置なのかもしれないウサ。

お客:なんだか、『マトリックス』の世界みたいですね。もう、エージェントがいつでも見張っていて、いつでも駆けつける、完璧な管理社会。

ウサ田:そうウサね。そんな監視とパフォーマンスの関係について説明する理論に、「エージェンシー理論」っていうのがあるウサ!

◎エージェンシー理論

ウサ田:ところで、この前頼んでおいた「IT技術とバリアフリー」についての調査、終わってるウサ?

お客:えーっと・・・そうそう、なんか、僕のパソコンに入っているWindow Meが突然擬人化しちゃってですね、箱から溢れ出すやら、小さなCPUが震えだすやらでまだできていないんですよ~ハッハッハ、参った参った!

ウサ田:あらあら、それじゃしょうがないウサね。

お客:ハッハッハ。後でMeにはきつくしかっておきますんで。

ウサ田:ってチョト待ったーーー!!OSが擬人化するわけないウサ!人を騙すのもイイカゲンにするウサ!

お客:ヒィィ!なぜバレた!?

ウサ田:わからいでか!!・・・・まぁ、頼んだ僕がアホだったウサ。・・・人に仕事を頼むと、往々にしてサボられてしまうウサね。

お客:えへへ。そうですねぇ。世の常ですよ。

ウサ田:ううっ。一般的に、人に仕事を頼むと、相手の裁量に任せないといけない部分が発生するウサ。その結果こちらで把握できない部分ができるんだウサ。例えば、「お風呂わかしておいて~」って頼んだとしても、相手が洗剤とブラシでゴシゴシ湯船を洗ってからお風呂をわかすのか、シャワーでざっとながしてからお風呂をわかすのか、わからないウサね。

お客:お風呂はいってるときに、背中でキュッキュッってやって初めてわかるんですよね~・・・「うぉ!?ぬるってした!洗ってねぇ~!!」みたいな。

ウサ田:そうウサ。こういった「二者間で知りうる情報に差が生じている事」を情報の非対称性の発生と言うウサ。

お客:んじゃ、お風呂の例だと、「湯船の洗い方」に情報の非対称性が発生していたんですね。

ウサ田:そうウサ。この情報の非対称性を説明する現象としては、中古車市場があるウサ。中古車販売業者は、なるべく高く売ろうとするから、故障やキズに関する情報はなるべく隠したがるウサね。すると、後から買ってみると値段の割に故障だらけでキズだらけ!?騙された―ーーー!!って現象が生じるウサ。これを「レモンの原理」なんて言うんだウサ。

お客:はぁはぁ、「スッパイ思いしちゃったぜ」みたいな意味ですね。

ウサ田:いやぁ、ポンコツ自動車の事をスラングで「lemon」と呼ぶんだウサ。

お客:なんじゃい!

ウサ田:んで、仕事の委託と受託における情報の非対称性の発生を「エージェンシー理論」と呼ぶんだウサ。仕事を頼む側(プリンシパル)と仕事を請け負う側(エージェント)の間で、それぞれ利害が違う事について説明しているんだウサ。

お客:プリンシパル側はなるべくしっかり働いて欲しいけど、エージェント側はなるべく楽したい、って事ですか!?

ウサ田:まさにそうだウサ!この利害の不一致をなくすためには、ソフトバンクのように、監視をつけたり、プリンシパル側が積極的に関与したりする必要があるんだウサ。それらのコストを「エージェンシーコスト」と呼ぶんだウサ。

お客:んじゃ、なるべくパフォーマンスを向上させるためには、積極的にエージェンシーコストをかける事が重要ですね!!

ウサ田:いやいや、そもそも、エージェンシーコストをかけたら、人に仕事を頼む意味が半減しちゃうウサよ?なんてったって、人に頼むって事は、その時間、自分自身は違う仕事ができるんだから。エージェンシーコストとパフォーマンスのバランスが大事、ってのがエージェンシー理論のポイントなんだウサ!

お客:うーーむ。難しい。

ウサ田:まぁ、エージェンシーコストをかけずにパフォーマンスを向上させる方法・・・つまり、自主的な努力、自助努力を促進させるのが、近代的なヒューマンパフォーマンスマネジメントなんだウサ!それについてはまたやるとして・・・さて、お客さんにも適切なエージェンシーコストをかけるとするウサ。

お客:ま、まさか!?・・・僕をソフトバンク流の絶対監視下に・・・!?

ウサ田:フッフッフ・・・とりあえず、君の言う、擬人化OS達を呼んで彼女たちに監視してもらうとするウサ。

お客:うわーーー!?そんな~!?・・・・っていいのか!?逆にイイのか!?

※OSが擬人化:一部の大きなお友達に大人気の元ネタ
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by uzada | 2004-05-26 00:39 | 人材・就職
ペルソナ・コミュニケーション(4)
前回:ペルソナ・コミュニケーション3

あらすじ:インターネットコミュニティでは、実名・匿名の差はコミュニティの生産性を決定付ける要因ではない。また、結論を出す事を目的とした議論にも困難が伴う。たとえ議論でないにしろ、コミュニティの平和を維持するために、メンバーそれぞれが等しく自由を差し出し、リヴァイアサンを召喚しなくてはならない。リヴァイアサンとは、一定の自由を代償としてコミュニティを陰から統治する仕組みの事を指す。

これほどマイナス面の多いインターネットコミュニティに大切な価値があるとしたら、それは何だろうか?
-------------------------------

ウサ田:『ネゲット』っていう言葉を知っているウサ?

お客:なんでしょ?ソレ。

ウサ:なんか、サイトの管理人が異性の常連さんと付き合う事を『ネゲット』というらしいウサ。『ネットで恋人ゲット』って事なんだと思うウサ。

お客:えーーーーーーーーーーーー!!!!!ウサ田さん!ネゲットしたんですか!?僕に何の断りもなく!何の相談もなく!

ウサ田:し、してないウサ。でも、そういう話もたまに聞くウサ。

お客:まさに神秘!電子の海に放たれた一筋の愛の光!付き合うのか!?付き合うのか!?付き合った~!!ガップリと組み合って!二人は今、ネットという電子の荒波を掻き分けるハネムーンの旅へ!これが本当のユーガッタメール!実況は私、古館●知郎がお送りしました!!

ウサ田:・・・・・・・・・人の話ききなさい。

お客:ハイ・・・・・。にしても、どうして顔も知らない人たちで恋愛沙汰になれるんでしょうね。「あなたの入力した文字、ステキね」「君のマウスさばきもカワイイよ」みたいな感じなんでしょうか?

ウサ田:当らずとも遠からずウサ。んじゃ、ネット上で共感が加速する仕組みについて、扱ってみようウサ。

◎類似性

ウサ田:例えば、僕がある漫画家のファンサイトに書き込みするとするウサ。んで、一人の女性もそこに書き込みしているとする。

お客:ふむふむ

ウサ田:二人の間には、どんな関係があるウサ?

お客:・・・・・・運命の赤い糸。

ウサ田:え~?!

お客:そんな事はないか。・・・まぁ、無関係だと思いますよ。

ウサ田:でも、実は1点において強い関わりがあるんだウサ。「その漫画家のファンである」という共通項だウサ。

お客:ん?・・・まぁ、そうですね。

ウサ田:人は、自分と共通項の多い人に興味や愛着を感じるウサ。特に、めったに他人と共通しない部分が共通しちゃうと、ビビっときちゃうんだウサ。

お客:っていうと・・・?

ウサ田:「えーー!!あなたも◎◎先生(漫画家)の初期のどうしようもなく下らなすぎる漫画がスキなんですかーー!!意外!!うわー、私以外ではじめてですよー!そんな人!なんか運命感じちゃいますね☆

お客:運命キターーーーーーーーーッ!!

ウサ田:まぁ、あからさまにわかりやすい例を出したけど、インターネットってのは本来、無数に存在するサイトの中から、いろいろな条件が一致する事ではじめて出会えるものだウサ。趣味が同じだったり、使っているソフトやハードがいっしょだったり、そういった細かな「共通項」が、人間関係の距離を縮めるために、ちょっと役に立つんだウサ。

◎近接性

ウサ田:お客さんは、電車通学だったウサ?

お客:えぇ、中央線使って通学してました。

ウサ田:んじゃ、いっつも同じ電車の同じ車両で鉢合わせる人、とかいなかったウサ?

お客:うーん・・・・・・あ!いました!おばあちゃんだったんですけどね、いつも高円寺で降りるんですが、だいたい毎朝同じ電車でしたよ!なんか、親近感沸いちゃうんですよね。お互い会釈したりとか。

ウサ田:そうウサね、そういうのってあるウサね。こういった、多頻度で接触する事で高まる親近感の事を、近接性と言うウサ。

お客:つまり、僕はおばあちゃんと近接性が高まってたんですね。あ~ぁ、もしも毎朝モーニング娘と同じ電車に乗っていたらなぁ~・・・

ウサ田:まぁ、妄想に留めておきなさいウサ。こういった近接性は、インターネットコミュニティでも同じウサ。チャットやBBSで何度も言葉を交わすと、それだけでなんだか親しくなり、相手に対して興味と愛着を感じるようになるんだウサ。

お客:ほぅほぅ

ウサ田:「あ~~~(^0^)また、お会いしましたね~!お互い、この◎◎先生のHPじゃ、もう常連さんですよね!なんだかずっと前から知り合ってるような・・・・(〃▽〃)キャー♪

お客:黄色い悲鳴キターーーーーーーッ!!!!

◎利他的援助

ウサ田:インターネットには、数多くの「ボランティア」が存在するウサ。例えば、大規模掲示板には、常駐している常連さんがいて、初心者の質問に快く答えたり、ちょっと厳しく正してあげたり。無料でソフトを公開したり、海外の情報を翻訳してあげたり。

お客:そうですねぇ。道で「すいませーん、ちょっと教えてくれませんかー」って大声で叫んでも、誰も助けてくれませんが、BBSで問い掛けたら、なんだかんだですぐ応対してくれる人がいますもんね。

ウサ田:前に「ペルソナ・コミュニケーション」でやったけど、インターネットコミュニティでは、基本的に現実世界の外見が影響しないウサ。だから、人が自分を重要な存在としてアピールするためには、みんなに好意的に捉えられる様に振舞ったり、発言するしかないウサね。そういった事が影響して、人はわりと利他的に振舞うんだウサ。

お客:「ペルソナ・コミュニケーション2」のアンケートでも、BBSに書き込みする動機の3位が「自分の知識や考えを誰かのために役立てたい」ってヤツでしたもんね。

ウサ田:そうなんだウサ。そして、人は援助を受けた時、感謝すると共に愛情と尊敬を感じるウサ。

お客:おぉう!!

ウサ田:「この前、助けてくれてありがとうございました!もう、パソコンがヘンテコになっちゃって、自分じゃどうしようもなくて、書き込みしてしまったんですーTдTえぐえぐ。でも、助けてもらったおかげで、今じゃ完璧に動くようになりましたー!おやさしいんですね☆今度、個人的にメールしても構いませんか?(キャッ言っちゃった(〃▽〃))

お客:個人的にメールキタァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!

ウサ田:まぁ、往々にして、メールしてみたら、年端も行かぬ小学生の女の子でした、とかね。ありがちウサ。

お客:・・・・いきなり現実に呼び戻さないで下さいよ。

ウサ田:まぁ、援助が促進される環境じゃ、同様に援助を受けた事によって愛情や尊敬を抱く人が増える環境になるって事なんだウサ。

お客:なるほどなるほど。類似性・近接性・利他的援助、この3つがそろうので、インターネットコミュニティじゃ、結構仲良くなれちゃうんですね。

ウサ田:そうなんだウサ!まぁ、ちょっと片寄った内容になってしまったけど、議論の困難性とは対照的に、人間関係の増進には実は結構都合のいい性質があるんだウサ。もちろん、お互いペルソナの陰からのコミュニケーションなんだけどウサ。

お客:うーむ。まぁ、異性関係はもとより、数多くの人と仲良くなり、たくさんの話を聞ける事、たくさんの人と触れ合える事は、とっても有意義な事ですよね。

ウサ田:そうウサ。さて、次回はこのインターネットにおける共感の加速から一歩進んで、インターネットが生み出す新しい社会の可能性について考えてみるウサ!

お客:まだまだ続くのかっ!?
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by uzada | 2004-05-25 01:19 | ネット・IT
スキン編集ってむづかしいのね
うぅぅ、スキン編集ムズイですね。

CSSという概念は便利らしいんだけども、レイアウトとデザインを違うレイヤーに分けてるって事なのかね。

ついついHTMLのほうにタグをうって「おいおい!太字にならないやんけ!」と突っ込んで、すぐ「そうか、CSSで指定するのか!」と気づくのを何度も繰り返しちゃうのです。

いいかげん、与えられたトップ画像(左端がぺろんとめくれている紙状のヤツ)はもう飽きたので、目に彩りを・・・とデザインして、なんとも散漫な印象に。

やっぱりシンプルな方が良いのかなぁ。

もう少し精進してみます。

あと、トップ画像の「リンクフリー」「トラックバックフリー」「コメントフリー」のヤツは、使いたい方がいらっしゃいましたら、勝手に持っていって使ってもらってかまいません。

「トラックバック24時間無料宣言」のは、英語なのでわからない人もいるかと思いまして。カタカナのを作りました。
a0017407_232727.gif

一目見てパっとわかることって大事よ。

書類見て、「CSをブラッシュアップするために、SCMのBER対策を促進するとともに、CRMにおけるSAM対策を向上させる事」なんて書いてあってもわけわからんもん。

「お客様に喜んでもらうため、流通段階の弱点を改善し、顧客管理における最重要顧客への対策を向上させる事」って書くのと全く代わらないのにね。

ニポンジンは英語をやたら使いたがる不思議な生き物みたいです。カタカナもひらがなも漢字もあるのに、加えて英語とは・・・すごいわぁ・
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by uzada | 2004-05-24 23:28 | おばかなつぶやき
三蔵法師よ、天竺へファンサブを作りにゆけ!
a0017407_0111.jpgお客:・・・?何見てるんですか?ウサ田さん

ウサ田:ん?インターネットTVウサよ。勉強の息抜きに。なんかアニメやってたから見てるウサ。

お客:ガンダムですか?

ウサ田:残念ながら。

お客:あれ?コレ、英語字幕が・・・?

ウサ田:そうなんだウサ。英語字幕つきなんだウサ。だから英語の勉強になるって寸法ウサ。(英語の勉強と称して勉強をサボっているだけとも・・・)

お客:ウサ田さ~ん・・・これってアレじゃないですか?著作権法違反じゃないですか!?

ウサ田:え?

お客:公衆送信権、同一性保持権、翻訳権・翻案権、これらを侵害してるんじゃないですか!?

ウサ田:よくご存知で・・・

お客:というわけで、タイホします。オラ、きりきり歩け!

ウサ田:別に僕は逮捕されないウサ。僕が放映しているんじゃなくて、アメリカのdesync.comが流しているんだから。

お客:どんな団体ですか?

ウサ田:サイトを見る限り、ファンサイトらしいけど・・・前見たときは「権利関係?知るかボケ」みたいに書いてたんだけど、今見たら、何も書いてなかったウサ。

お客:ふーむ。それにしても、この字幕、なかなかよくできてますね!戸田奈津子ですか!?

ウサ田:ンなわけないウサ。海外のファンが、自主的につけているんだウサ。こういうのを、ファンサブと呼ぶんだウサ。

お客:へぇ~・・・・・・自分たちで字幕を作るんですか・・・なんでこんなめんどくさい事を・・・

ウサ田:あはははのは

お客:何笑ってるんですか!!

ウサ田:知ってるウサ?今の日本の仏教で使われている経典は、言ってみればこのファンサブと同じなんだウサ。

お客:へ?どういう事ですか?

ウサ田:「西遊記」の話でもあるように、仏教のありがたい経典をもらいに、日本人やら中国人やらがはるばる旅をし、そして持ち帰った経典を日本語に訳したんだウサ。確かに、desyncのやっている事は著作権法的にはグレーだし、権利者(といってもレコード会社やテレビ局であって、原作者とは限らない)は被害をこうむるんだけど、文化の発展には、こういうクレイジーで熱い人たちが不可欠なんだウサ。

お客:そうですかぁ・・・昔のお坊さんって「お経の著作権?そんなの知るかボケ!」って人たちだったんですね~・・・

ウサ田:なんてったって、スキンヘッドだから、気合入ってるウサ。

お客:密教の修行僧なんて、半分電撃ネットワークですよね。

ウサ田:ハッ・・・!話が大幅にズレたウサ!・・・要するに、ファンサブを見ていて思うのは、文化的発展のためには、情報を地理的・時間的制約を超えて頒布させる事がかなり重要なんだ、って事なんだウサ。ファンサブは言語の壁を越え、地理的隔たりを越えるためのマニアの努力。こういった努力が陰にあるから、「イノセンス」がカンヌいっちゃったりするんだと思うウサ。

お客:でもファンサブって違法なんですよね?

ウサ田:でも、割と日本の制作会社とフランクな関係にある、なんて言われているらしいウサ。だってまぁ、ファンだもんなぁ。

参考:オープンソース字幕はビジネスになるか
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by uzada | 2004-05-24 00:02 | 法務
blogを一生無料で使うためには
ウサ田:で、blogは順調ウサ?

お客:えぇ、そりゃもう!excite blogはデザインも自由度高いし、バナーもないし、コメントも書きやすくて、全体としてアットホームなコミュニティだし、順調ですよー!

ウサ田:そうウサか。というわけで、来月から使用料金月200円ですウサ。

お客:えーーーー!?お金とるのォ!?

ウサ田:お金取るとしたら、どうウサ?

お客:♪あらこんなところ「Doblog」が。「JUGEM」に「はてな」もあったわね♪・・・さ、お引越しだわ!

ウサ田:あらら、excite blogやめちゃうウサ?

お客:別に高いってわけじゃないんですよ。ただ、お金払ってまではちょっとなぁ・・・クレジットカードとか、払込の手間も考えると、イヤだなぁ、って。

ウサ田:そうウサか。まぁ、月額200円っていうのは冗談だけど、現在excite blogはβ(ベータ)サービス中であり、ゆくゆくは有料化されることは確かウサ。

お客:・・・さァて、早め早めのお引越しっと。

ウサ田:もちろん、無料のままで続けられる事もできるウサ。さ、あなたのblogの一番上に、でかでかと広告バナーを置かせてもらうウサ♪

お客:イヤーーーーーーーー!!!汚される!汚される!

ウサ田:大丈夫。痛いのは最初だけウサ。

お客:イヤったらイヤです!あのチカチカかつデカデカしたバナーの憎い事憎い事・・・他人のサイトならまだ許せますが、自分のサイトとなると、話は別です!

ウサ田:おほっほほ。そうウサね。これは、経済的問題である以上に、審美的な問題であるウサね。自分のblogは自分の城。自分の似姿。安易な理由で他人にいじられたくないウサね。

お客:うぅぅ、ウサ田さん、さっきからいじめてばっかり!

ウサ田:んで、考えたんだウサ。excite blogにお金を払わず、バナーも表示させず、これからも使いつづけられる方法・・・・そして、excite blogがblog界のリーダーになり、ポータルサイト事業にも強いシナジー(相乗効果)を生み出す事で、インターネット事業のエクセレントカンパニーになれる方法を!

◎お金の代わりにクリック数回・時間は数分

お客:なんか、どこぞのコンサルタントみたいにデカデカとお題目を打ち立てましたけど・・・なんかやたら壮大な話ですねぇ・・・具体的にどうするんですか?

ウサ田:とりあえず、今回はアウトラインだけ示すウサ。次回以降は細かな検討をするとして、まずは「お金を取らずに有料化」する方法を説明してみるウサ。

お客:なぞなぞですかそりゃ!?

ウサ田:おほほ。まずは説明を聞いて欲しいウサ!

お客:へぃへぃ、んじゃ、僕が社長になったつもりで聞いてみます。えーチミチミ、さっそく説明してくれたまへ。

ウサ田:はっ!単純に言えば、blogの使用料金をお金ではなく、時間と情報で払ってもらう、という事です。

お客:チミチミ、うちは個人情報を500円で売ったりはしないんだが。

ウサ田:仰る通りですウサ。では、実際の消費者の立場をシュミレーションして説明いたしましょうウサ。

お客:つまり、自分がユーザーだったら、って流れだね。さっそく頼むよ。ハッハッハ。

ウサ田:例えば、自分がOLだったとして・・・・・・・仕事から帰ってきて、さーてblogでも更新しよっかな、フンフン・・・自分のblogを開いて・・・ログイン!

お客:ここまでは今のサービスと変わらないねぇ。

ウサ田:blogを書こうかな・・・「投稿」っと。・・・・あれ?「今日のアンケート」ってのが開いたわ。「コンビニコスメについて」ってのに答えればいいのね。最初のアンケートは・・「あなたは週に何回コンビニエンスストアに行きますか?」・・・私は2日に一回ぐらいいくから・・・・この選択肢の、「週3回」ね!・・・さてと・・・つぎは~?・・・

お客:なんだ?アンケート?

ウサ田:ふぅ、アンケートオシマイっと。あらあら、2分ぐらいかかっちゃった。まぁいいや。このアンケートに答える代わりに、blogが無料で使えるんだもんね~♪ それに、自分のライフスタイルに沿ったアンケートに答えるのは、ゼンゼンつらくないし、たまに新商品の情報も知ることができちゃう! あ、そうだ!さっきのアンケートに出てきたけど、コンビニコスメについて今日はblog書こうかなぁ~・・・  というわけですウサ。

お客:ふむふむ。つまり、アンケートしてもらうことで、料金を支払う代わりになるんですな。・・・反対に企業側から見たら、他の企業からのアンケートを募集し、企業からアンケートサービスの対価としてお金をもらう事で、blogの費用に充てるとともに、収益を得るってわけなんだね・・・んじゃ、システム自体についてもうちょい詳しく教えてくれたまへ。ふもっふふもっふ。

ウサ田:わかりましたウサ。まず、先ほどのアンケートシステムについて、以下の図を参照に説明いたしますウサ。
a0017407_23545.jpg

ウサ田:図の通り、ユーザーにはblog投稿時にアンケートに参加していただくウサ。ユーザーの「やらされ感」を緩和するため、月に15回~、一回のアンケートは1.2分が良いかと思うウサ。

お客:そこらへんなら、別に苦痛じゃないよねぇ。

ウサ田:アンケートの内容は、ユーザーの年齢や性別、趣味や志向にそったものをしてもらうウサ。10代の女性に介護についてのアンケートをしてもらうような事はないウサ。要するに、blogサービスの登録者に、blogを書く時間の一部を割いてもらって、アンケートをしてもらうんだウサ。おカネの代わりに時間と労働と情報を、って事だウサ!

お客:でも、インターネットでアンケートって、企業側のニーズはあるの?

ウサ田:実はすでに「macromill」というサービスがあるんだウサ。こちらは数分で終わる「事前アンケート」で、だいたい3円の報酬がユーザーに支払われる仕組みになっているんだウサ。すでに確立されたビジネスモデルなんだウサ。

お客:ふ~ん・・・バナー収入や課金収入に頼らないって事の仕組みはなんとなぁくわかりましたよ!んで、blog界のリーダーとか、他のポータル事業へのシナジーの部分はどうなってんですか?

◎どこよりも安くてすごいから、定着率100%オーバー

ウサ田:先ほどのアンケートシステムで、一切ユーザーのお財布に手をつけずに費用をまかなえる事。このシステムだと、有料化の際の定着率は非常に高い水準ウサよね?

お客:まぁ、普通だと「無料の代わりに機能制限アリ」とかだから、その点で優位だし、他にお引越しする理由はぐぐっと減りますねぇ。

ウサ田:んじゃ逆に、仮に普通に有料化したらどれだけお客さんが逃げるか考えてみましょうウサ。例えば、メールマガジンの有料化の際の定着率と同等だとすると、なんと定着率は20%!要するに、現在開設している約22,000のexcite blogのうち、残るのは5,000未満って事ウサ。

お客:で、でぇっ!?マジですか!?

ウサ田:さっき、君も移るって言ってたじゃないウサ!

お客:そ、そういやそうだった!

ウサ田:blogはオンラインゲームと違い、引越ししてもメール一通、書き込み一通で「引越ししました。以降のアドレスはxxxx.co.jpになります~」で済んじゃうウサ。だから、オンラインゲームのベータサービスで集客⇒有料化のビジネスモデルは通用しないんだウサ。その点を読み間違えてはいけないウサ。

お客:うーむ。確かにオンラインゲームだと、装備やオカネや、人間関係やらでズルズル続けざるを得なくなりますからねぇ。

ウサ田:もしも有料化しちゃうと、減った人数の分、今までの人数に対応するために投資していたサーバー規模や回線規模が余ってしまい、コスト的にも悪化するウサね。

お客:うーーむ。そりゃそうだ。今まで20人乗れたバスに5人しか乗せずに走るようなもんですもんね。

ウサ田:逆に考えると、excite blogがアンケートシステムで実質無料化だと、他社が有料化した時に「引越し」をしようとするユーザーを取り込んで、一気にシェアを拡大する事ができる可能性があるウサ。これはわかるウサよね?・・・新規顧客を獲得するよりも、ライバルの顧客を奪ったほうが、より効果的だウサ。

お客:うーむうーむ・・・まぁ、確かに他社が有料化する中、実質無料のまま同等のサービスを続ければ・・・いずれシェアNo.1も夢じゃないかも・・・・んで、blog界のリーダーについてはわかったけど、「他の事業とのシナジー」は?

◎Brand Belongs to Blog(ブログ所属によるブランド認知)

ウサ田:昔、検索エンジンがまだ未発達の頃、Yahooのディレクトリ型検索が、ポータルサイトとしてのYahooの優位を決定づけたウサ。つまり、検索エンジンを根拠としたYahooのブランド価値の高まりウサね。

お客:そういやそうですねぇ。とりあえず「Yahoo見りゃ判る」って感じでしたね。

ウサ田:今度は、検索エンジンの代わりにblogで強いブランドを作るんだウサ!

お客:えー?どういう事ですか?

ウサ田:blogというのは、検索エンジンと違い、コミュニティなんだウサ。コミュニティだからこそ、そこにヒトは所属する。ちょうど、検索エンジンを他のサイトへの掛け橋と例えるとしたら、blogは広場なんだウサ。bloggerは広場に住む住人のようなもの。橋よりも広場のほうが、愛着も沸くし、所属感(準拠しているという感覚)も何倍も強いウサ。

お客:まぁ、確かにexcite blogを始めてから、なんだかexciteが身近に・・・っていうか身内のように感じられますなぁ。

ウサ田:そうウサね。ちょうど甲子園で自分の出身地の高校を応援しちゃうようなものだウサ。直接的な関係はないけど、なんだか近く感じて、応援してしまう。excite blogをはじめてから、exciteを好意的に感じ始めた人はかなり多いんじゃないウサ?

お客:どうなんでしょう?みなさんのトラックバックとかで是非意見を伺いたいですねぇ。個人的には、僕はexciteの事をとっても身近に感じてますよ~。

ウサ田:これは、ブランド認知の上昇である、という事ができるウサ。つまり、exciteというブランドへの帰属感・愛着が強くなったんだウサ!blogを媒介に!

お客:な、なんだってーーー!?・・・って、つまりexciteがスキになったって事ですよね?

ウサ田:そうウサ。なんてったって、自分もexciteのコミュニティのメンバーなんだもん。

お客:そ、そういやそうだーーー!!

ウサ田:つまり、excite blogを開設するという事は、exciteのブランドに所属する事でもあり、exciteのファンやサポーターになっていく事でもあるウサ。

お客:ふむふむ

ウサ田:さて、ポータルサイトをYahooと、infoseekと、excite、どれにするか決めろ、って言われたら、どれにするウサ!?

お客:マイ・フェイバリット・exciteォォォォォォ~~~!!

ウサ田:そうウサね!blogで高まったexciteへの愛着が、ポータルサイトを選ぶ時にも働くウサ。これは、メールでもそうだし、eショッピングでも同様の効果が期待できるウサ。

お客:うーむ。そうかも!ハッ!これが他の事業へのシナジーか!

ウサ田:そうウサ!機能的な競争は、検索エンジンも、blogも、ポータルサイトも、どんぐりの背比べでしかないウサ。他社との差別化のためには、ユーザーを自社のファンにする事、自社のブランド認知を高める事がが不可欠ウサ!

お客:要するに、機能的差別化でなく、心理的差別化って事ですね。

ウサ田:検索エンジンは辞書辞典でしかないウサ。ポータルサイトは情報誌でしかないウサ。でも、blogは住む場所ウサ。インターネットユーザーが腰を休め、リラックスし、コミュニケーションする場所だウサ。そこを押さえる事で、ユーザーの全てに影響を与える事ができるんだウサ。心理的差別化のための要所だウサ。これを総称して、Brand Belongs to Blog(ブログ所属によるブランド認知)と呼ぶウサ。

お客:誰が言ったんですか?コトラーですか?ポーターですか?大前研一ですか!?

ウサ田:・・・・ごめん、僕なんだウサ。僕がさっき考えたんだウサ。

お客:・・・・なんだ。

ウサ田:うわーーん、ごめんよ!でも、ホラ!Bから始まる単語三つでカッコエエじゃないウサ!?なんかグローバルな香りがするウサ!?

お客:まぁ、名前については目を瞑ってあげましょ。まぁ、名前はともかく、全体として、なんだか結構イケそうな感じしますねぇ。

ウサ田:とはいえ、他社のblogユーザーも含めて皆さんのご意見やご感想が欲しいウサ。今はblogブームで、他社がこぞってユーザー獲得のために無料サービス・ベータサービスをしているけど、このまま数年後に、どのblogも有料化しちゃうかもしれないウサ。でも、今ここでユーザーから良い流れを作れば、それを防げるウサ。

お客:というわけで、このことについて、トラックバック・コメントをお待ちしていま~す。もちろん、excite社員の方もどうぞ!他の会社の人もこっそり参考にしていただければ幸いですなぁ。


◎難しい話

blogコミュニティを実質無料化すると共に、他社からのドロップアウト組を回収できる仕組みを持つ事。これは、シェアを拡大するための最もベーシックな一手「他社より安く・他社より優れたサービスを提供する」になりうるものである。また、自社のシェアを守るための一手でもある。

有料化後の定着率は、メールマガジンの例をとるまでもなく、非常に低い。というのは、bloggerの比較的多数がクレジットカードや口座振替に嫌悪感や経済的障害を持つ学生・主婦・子供だからである。彼らを捨てる事は、優良なネットサーファーを捨てること=優良なコアユーザーを捨てることに等しい。

また、競争戦略上も、早期の「ユーザー負担のない収益モデル構築」が必須である。ポーターのファイブ・フォースモデルにあるように、「新規参入の脅威」としては、googleやyahooなどのすでにクリティカル・マス以上の規模の経済を持つサービサーが安価なサービスを提供する事、「代替品の脅威」としては設置型cgiや優良なフリーソフトの開発により、ハウジング型blogに代わるお手軽blogサービスが可能になる事である。「買い手の交渉力」「売り手の交渉力」の点では、インターネットユーザーの変わり身の早さ(ボタンひとつで競合他社へ乗り換えてしまう)が最も大きな要因になるであろう。これらを抑えるためには、実質無料化する事以外に方法はない。

もしも明日、「窓の森」で「ウィザード形式で無料HPスペースにblogを立ち上げられるフリーソフト」が紹介されたらどうなるであろうか?? 韓国ではすでにTTというツールの普及により、ハウジング型blogサービスは活発ではなくなっている。

かつて、検索エンジンがユーザーの注目を一身に集め、ポータルサイトの覇者となったYahooだが、現在は検索エンジンでの差別化はあまり大きな差を持ちうることができない。差が細かすぎて、一般消費者には認知できないからである。

しかし、blogコミュニティの直接的な「所属感」は検索エンジンの微妙な機能差とは異なる。ポータルサイトを選ぶ際には、機能や内容で差がつかない場合、愛着度で選ぶしかない。その愛着を最も簡単に作る方法が、blogコミュニティである。なぜなら、自分が直接所属するからである。愛情をかけて作った自分のblogには、exciteの文字が入っている。自分は「excite blog」の一員だ、という感覚を持つ。これは、極めて強いブランド認知をもたらす。ブランド・パトロナージュの階段を一気に駆け上らせるのである。

このような、blogを媒介にした「所属感」とブランドの構築を、Brand Belongs to Blog(ブログ所属によるブランド認知)と呼ぶ事にする。この概念は今生まれたばかりだが、検討に値するかと思われる。

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by uzada | 2004-05-23 02:36 | ネット・IT
メッセンジャーで繋ぐweak ties
お客:うわーーーーーん

ウサ田:どうしたウサ?最近の出だしはいっつも君の泣き声ウサね。

お客:デデデデ、デートをすっぽかされたーーー!!

ウサ田:あらあら

お客:ナゼだ!?ナゼなんだ!?あんな~に一緒ォだったのに!!

ウサ田:どうしたウサ?ちゃんと説明するウサ。

お客:いやぁ、実はですねぇ、ひょんな事から、とある女性とメール交換するようになったんですよ。

ウサ田:あらあら、またネカマに騙されて。ご愁傷様。

お客:チッチッチ、違うで。彼女は、僕の遠い友人にあたるんですよ。彼女の性別は裏とってありますぜ!

ウサ田:そうなのウサ?んで、その彼女がどうしたんだウサ?

お客:実は、この前メールで「メールだと不便なので、メッセでお話しましょう」って書いてあったんですよ!

ウサ田:ふむふむ

お客:だからもう、その日から、ずっと幕張メッセでお待ち申し上げておりますのにぃぃっ!お待ち申し上げておりますのにいっっ!!!

ウサ田:ちょ、ちょっと待つウサ!?幕張メッセで待っている!?

お客:だから、「メッセでお話しましょう」って。だから、幕張メッセで・・・

ウサ田:ち、違うウサ!幕張メッセの事ではなく、メッセンジャーというチャットソフトの事ウサよ!!

◎インスタントメッセンジャー(IM)とは

お客:え!?メッセンジャー!?実際に会うわけじゃないの!?そ、そんなぁ・・・勝負パンツの意味ないって事ですか!?

ウサ田:ないない。

お客:うぅっ・・・なんてこった・・・・んで、そのメッセンジャーってのはどんなソフトなんですか?

ウサ田:メッセンジャーとは、インスタントメッセンジャー(IM)の事なんだウサ。メールアドレスをお互いに登録する事で、1対1でチャットをするためのソフトなんだウサ。

お客:ほうほう。でも、それだったら普通のチャットルームでもいいですよ。他の人たち無視してしゃべってりゃいいんですから。こう、「勝負パンツ機能」とかないんですか!?

ウサ田:ないない。でも、代わりに(?)以下のようなメリットがあるウサ

1.相手がオンラインかどうか、常に確認できる機能がある
2.ファイルの送信・受信ができる
3.簡単なゲームなどができる


お客:おぉ!?相手がオンラインかどうかわかると!?

ウサ田:そうウサ。相手の都合のいい時を見計らってチャットができるウサ。

お客:そ、それは便利ですね・・・・!!

ウサ田:ファイルの送信・受信も便利ウサ。会話の流れで「ファイル送って~」とかいうのもスグにできるウサ。

お客:おぉぉぉ

ウサ田:というわけウサ。きっと彼女は、メールアドレスか何かも別に載せてたんじゃないかウサ?メッセンジャーの多くは、メールアドレスでお互いを登録するんだウサ。

お客:そ、そういえば!!・・・よーし、さっそく登録だっ!さらば!

ウサ田:あーぁ、行っちゃったウサ。・・・ともあれ、メッセンジャーは個人的な付き合いだけでなく、ビジネスにおいても重要なツールウサ。少人数での時・場所を選ばない会議や、打ち合わせに使えるんだウサ。ビル・ゲイツもバフェット氏(投資家)とメッセンジャーで毎週セッションをする(チャットする事)らしいウサ。

お客:・・・・あのー、ウサ田さん。

ウサ田:ど、どうしたウサ!?行ったんじゃなかったウサ!?

お客:いやぁ、メッセンジャーって、どのメッセンジャーの事なんでしょう?

ウサ田:あ、そうか。メッセンジャーとしては、MSNメッセンジャーやYahooメッセンジャー、AOLメッセンジャー、ICQなどが有名ウサね。とりあえず、相手のメールアドレスを見て判断すればいいウサ。MSNメッセンジャーはMSNかホットメール、AOLはAOLのメールアドレス、YahooならYahooのメールアドレス、ICQならICQナンバーを使って登録するんだウサ。

お客:了解です!ではでは・・・!

ウサ田:がんばるウサ。・・・・メッセンジャーは、浅くて広い友達の輪を作るのに適しているウサ。毎日話すわけじゃないけど、たまに質問や相談ができる相手・・・そんな人間関係を「weak ties」と呼ぶんだけど、メッセンジャーは時間も金も手間もかけずに、「weak ties」を守る事ができるウサ。「weak ties」は困った時に助けてくれる、とても有用な人的ネットワークウサ。ぜひ意識的に守っていきたいウサね。

MSNメッセンジャー:http://messenger.msn.co.jp/
YAHOOメッセンジャー:http://messenger.yahoo.co.jp/
AOLメッセンジャー:http://www.jp.aol.com/aim/
ICQ(英語版):http://web.icq.com/
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by uzada | 2004-05-22 15:19 | ネット・IT