情報が劣化する?!ブルウィップ効果
お客:やたーーー!!!!

ウサ田:どうしたウサ?

お客:いやぁ、風のウワサで聞いたっていうか、友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達の友達に聞いたんですけど、どうも、小倉U子はぶっちゃけ僕の事が好きらしい!!

ウサ田:えーーー?!・・・って、小倉U子ってダレウサ?

お客:テレビのタレントです。

ウサ田:そうなのかウサ?どうしてタレントが接点のない君を好きになるんだウサ?

お客:いやぁ、話せば長くなるのですが、どうも、ラジオ番組で「私、一緒にいて楽しい人が好きなんですよォ」て言ったらしいんですよ。

ウサ田:ふむふむ

お客:んで、まぁ、紆余曲折がありまして、「どうも僕の事が好きらしい」と。

ウサ田:な、ナンデー!?

お客:どうも、「一緒にいて楽しい」⇒「いつも一緒にいられる人で楽しい人」⇒「いつでもそばにいる真のファンの中で、最も楽しい人」⇒「いつでも一緒にいられる真のファンの中で、最も笑いの素質のある人」⇒「」!!

ウサ田:ナニソレー!?

お客:というのを、友達の友達の・・・・から聞いて、「どうも僕の事を指しているらしい!」と、そういう結論になったわけですよ!

ウサ田:エェ・・・・ありえなーい。そんなの勝手な思い込みだウサ!

お客:フッ、そんなのは、彼女に電話して、気持ちを確かめればすぐにわかるってもんですよ!

ウサ田:どうやって電話する気ウサ!

お客:フッ、友達の友達の友達の友達の友達の・・・・に、小倉U子さんの携帯電話の番号を聞いたんですよ!フッ!!イザ!つきあってくれるかな!いいとも!!レッツテレフォン!!

・・・・・・・・
ウサ田:どうだったウサ?

お客:えっと、どうも、裁判になるかもしれない・・・・とか・・・・半径300M以内にはいったらあかん、っていうような・・・・・・・エエーーーー!?

ウサ田:だから言わんこっちゃないウサ。

お客:ああぁ・・・ナゼ・・・ダレだ・・・一体、何の恨みがあって、僕にこんなひどいガセ情報を掴んだんだ・・・・・・・・・

ウサ田:別に、ダレもガセを流そうとしたわけじゃないウサ。ホラ、ブルウィップ効果ってのがあるじゃないウサ?

お客:ブルウィップ効果!?

◎ブルウィップ効果とは

ウサ田:ブルウィップ効果とは、情報が多段階を経て伝達される時、誇張されたりする情報劣化の事を言うんだウサ。

お客:はぁ?ソレ日本語デスカ~?

ウサ田:要するに、伝言ゲームの時、伝言がドンドン変化しちゃう事を指しているんだウサ。

お客:んじゃ、さっきの話も、ブルウィップ効果だったってわけですか?

ウサ田:そうウサよ。情報に尾ひれ羽ひれがついていった結果だウサ。

お客:むむ・・・そうなんですか。うーむうーむ。ブルウィップ効果ネェ・・・なんでブルウィップって言うんですか?

ウサ田:ブルウィップとは「牛のムチ」という意味なんだウサ。イメージとしては、カウボーイが、荒野で牛を先導する時のムチだウサね。ムチの方向性と、牛の進む方向性が、先頭から後ろの列にいくにつれ、だんだんズレて、大げさになる事から由来する言葉なんだウサ。

お客:なるほど、ムチですかぁ。いやぁ、まったくもって知りませんでしたよ、なんてったって、ぼかぁ無知ですから。

ウサ田:ハイ0点。・・・ブルウィップ効果は、特に流通業における、需要変動の拡大解釈の説明に使われるんだウサ。例えば、最近は薄型液晶テレビがすごく売れてるウサね?

お客:そうですね!アテネもあるし、すごく売れてます!

ウサ田:あれも、ちょっと今、「ブルウィップ効果」による需要と生産のズレがはじまっているって言われているウサ。小売りの現場で欲しい量の何倍もの量を、卸段階が発注し、そしてその何倍もの量を、製造業者が作ってしまうんだウサ。・・・そして後で不良在庫を抱えてしまう!と!

お客:あらららら。って、どうしてそんなに情報に誤差が出ちゃうんですか?個人間のウワサ話じゃないんだから、そんなに尾ひれがつくわけないと思いますよ?

ウサ田:それが、ついちゃうんだウサ。例えば、小売店から30台の発注増を受けた卸業者は、「よーし、この調子だと、50台でも売れそうだな!発注したほうが効率的だ!発注してまえ!」とやるんだウサ。それを受けたメーカーが「よーし、50台もいきなり発注がくるなんて!この調子だと、100台でもOKだな!よーし、作ってしまえ!」・・・という具合になっちゃうんだウサ。

お客:うヘェ・・・そんなんしてたら、あっという間に超過供給に陥って、値崩れした挙げ句に企業は不良在庫を抱えてしまいます!

ウサ田:そうウサね、だから、最近は「SCM(サプライチェーンマネジメント)」なんていうのが声高に叫ばれているんだウサ。これは、ブルウィップ効果などを廃し、情報の共有を目指す仕組みなんだウサ。

お客:へぇ・・・ハッ!そうか、わかった!

ウサ田:?

お客:情報の共有化ですよ!そうか!僕も小倉U子ちゃんと情報共有化すればっ・・・・!よーし、盗聴だ!盗撮だ!

ウサ田:おまわりさーーーん!!!
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by uzada | 2004-05-19 03:00 | 生産・製造
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